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【連載】社員座談会 
第3回 JICでの日々

JICでは産業競争力の強化というミッションに共感する仲間が集まり、共に仕事をしています。 本連載では、JICにおける投資を担うファンド投資室に所属し、多様な視点を取り入れ、イノベーションや競争力向上に繋げるためのJICの経営戦略であるDE&I推進にも取り組む3名の若手社員の座談会をご紹介します。 JICでの仕事に対する思いややりがいなどについて、たっぷり語り合っていただきました。

F

ファンド投資室

2023年入社

I

ファンド投資室

2022年入社

M

ファンド投資室

2024年入社

本来の業務や、やらないといけないことに集中できる

Q.入社前後でJICに対するイメージは変わりましたか。

I 私はそれほどイメージは変わらなかったのですが、お二人はどうですか。

F 私は、思った以上に海外との接点が多いことに驚きました。入社前は、JICは国内のスタートアップや産業支援に特化した組織という印象が強く、海外との関わりは限定的だと思っていました。でも、実際には国内のエコシステム発展のため、戦略的に海外ファンドへの投資を行っていることで、海外の機関投資家との情報交換の機会もありますし、入社前のイメージとポジティブなギャップがありました。

M 私は、想像していた以上に、投資先ファンドの運営に対して助言や支援を行っていると感じました。投資先に寄り添った企業活動も想像していた以上でした。

Q.日常の業務では、どこまで自分で判断されますか。

F JICとして判断しなければならないことは上司・チームで議論した上でしっかりコンセンサスとるようにしています。投資先のファンドに相対する中で本当に様々な事象に遭遇しますが、そのハンドリングの仕方も含めて、投資先ファンドごとに決まっている主担当に任せられる責任は大きいと思います。

M 自分は副担当なので、基本的には主担当に方針や意向を確認した上で、対応しています。これまでに対応した経験のある事象であれば、自分で判断できますが、必ず前後のタイミングで主担当への連携を行います。投資先ファンドに対して適切なアドバイスをすることが大切なので、軽はずみなことは言わないように留意して、対応しています。

Q.新たな出資要件※が制定されたことで、何か変化はありましたか。

I 新規投資の相談に関しては、昨年末に出資要件の見直しを行い、新たな出資要件を明示したことで、投資先候補のご担当者の疑問などに、明確にお答えできるようになりました。出資要件を全てクリアしていないと出資はできないですが、それに関しては、先方も理解してくれていると感じます。

Q.ガバナンスやDE&Iに対する社内の意識については、どのように感じていますか。

M JICの職員は、ガバナンスやコンプライアンスに対する意識が高いと感じます。セクハラやパワハラなど、ハラスメントにあたる発言や行動に関して、自分たち自身で気を付けようという姿勢もあると思います。

F 職場にインテグリティというところで逸脱した人がいると、仕事の大変さより人間関係にストレスを感じ、精神的にも肉体的にも辛いですよね。JICではそのような経験がないですし、非常にクリーンな人ばかりだと感じます。

I 本当にそうですよね。本来の業務や、やらないといけないことに集中できる環境は非常にありがたいです。人を見るという話に繋がるのですが、きちんとガバナンス意識を持った人が採用されているのは、採用する立場の方が様々な経験をされていて、人を見る力があるからこそだと思いますし、私も経験を積んで人をみる力を養っていきたいなと思います。

Q.今後、どのようなことにチャレンジしたいですか。

F 先輩達の背中を追って、投資先ファンドに対しても、ファンド投資室というチームにとっても、少しでも力になれれば嬉しいなと思います。

I 私はいま副担当という立場ですので、目先の目標としては、まず主担当を目指したいと思います。先輩達のように、柔軟性をもって、様々な場面に対応できる力を身につけていきたいです。

M 私も同じく、今後の目標として、主担当として投資先ファンドの支援に関与すること目指していきたいと思っています。

JICは官民ファンドとしてスタートアップ業界や投資業界におけるガバナンス体制の整備や DE&I 推進を目的として、行動規範・倫理規範(8 項目)およびハラスメント防止規程(10 項目)の制定を求める新たな出資要件について、202412月に公表しました。
https://www.j-ic.co.jp/jp/news/.assets/20241204_JIC_PressRelease.pdf