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エコシステム構築支援
JICが投資先ファンドの
ミドルバック担当者
意見交換会を実施
株式会社産業革新投資機構(JIC)は11月12日に国内を中心とした投資先のベンチャーキャピタル(VC)およびプライベートエクイティ(PE)ファンドのミドルバック業務責任者・担当者を対象として意見交換会を実施しました。
JICは目指す姿として「投資人材の育成や知識共有を積極的に行い、我が国のリスクマネーの好循環を創出していく投資機関となること」を掲げており、本意見交換会はJICの投資先ファンドのミドルバック担当者が知識や知見を共有する機会を提供することを目的として実施しました。また、投資契約書などの作成やパフォーマンスの測定、LP投資家へのレポーティングなどのオペレーションを担うミドルバック担当者による情報交換を通じて、投資先ファンドのオペレーション業務の効率化や生産性向上に寄与することを目指しています。
本意見交換会にはJICグループのJICベンチャー・グロース・インベストメンツおよびJICキャピタルを含め、投資先のVC・PEから48名のミドルバック担当者が参加し、課題の共有や意見交換を通じて交流を深めました。また、JICの鈴木良枝ファンド管理室長よりモニタリング資料の活用方法等について参加者と質疑応答を行い、ファンドのオペレーションの質の向上について、共に考える機会となりました。
JICグループはリスクマネーの好循環の実現を通じた日本経済の持続的成長への貢献を目指し、その環境整備の一環として、ファンド業界やグループ内におけるDE&I推進を重要視しています。そのため国内の投資業界における女性活躍推進をはじめとした DE&I 推進に向けて、国内外の投資先ファンドに対するモニタリングなどを行っており、VC・PE業界の多様性向上に向けた人材プールの拡充などについても意見交換を行いました。
本意見交換会の参加者からは「他社のミドルバック担当者と交流する機会が少なく、対面で情報交換できるとても貴重な機会だった」と好評を得ました。JICは投資先の人材育成やファンド運営の支援のため、今後もミドルバック担当者を対象とした意見交換会などを実施してまいります。