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DE&I

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【連載】
JICキャピタル
社員座談会
第3回
「JICキャピタルでの
働き方」

JICグループでは産業競争力の強化というミッションに共感する仲間が集まり、共に仕事をしています。 本連載では、JICグループの中で、国内投資やイノベーションの好循環創出、国際競争力強化に向けた事業再編の促進、デジタルトランスフォーメーション促進をはじめとした次世代社会基盤の構築に向けたリスクマネー供給を担う、JICキャピタルの投資チームのメンバーによる座談会をご紹介します。JICキャピタルならではの経験や意識、働き方などについて、思う存分語り合っていただきました。

S・I

JICキャピタル ディレクター

2014年入社

K・I

JICキャピタル バイスプレジデント

2021年入社

M・T

JICキャピタル アソシエイト

2022年入社

テレワークがキャリア継続を後押し

Q.JICグループではテレワークが推奨されていますが、活用されていますか。

K・I はい。テレワークが多いです。

S・I 業務に支障がないので、テレワークがメインです。

M・T 私もテレワークが中心です。JICキャピタルは、非常にフラットな組織で、皆がテレワークを活用できる環境だと思います。例えば、子供が体調を崩し、対面で会議に参加できなくなった場合も、Web会議への切替等で対応いただけることがほとんどです。これまで女性は出産後、職場での拘束時間が長いためにキャリアを諦めなければいけない人も多かったと思いますが、テレワークの浸透によってキャリアの幅が広がっていると感じます。テレワークの制度があっても、出社せざるを得ないカルチャーの会社もある中で、JICキャピタルは非常に働きやすい環境だと思います。

S・I PE業界はハードワークと思われがちですが、何かのプロジェクトを進めるときに集中すべきときに時間の拘束が長くなることは、どの業界でもあるのではないでしょうか。忙しいときでも、テレワークですとオンとオフの切り替えをバランスよく自分で管理でき、仕事の効率も自ら追求できるのは、女性に限らず、働きやすい環境だと思います。

K・I JICキャピタルでは、政策的意義があるか、という観点で案件をソーシングしており、民間のPEファンドのように、多くの入札案件に参加するわけではありませんので、投資検討に比較的長い時間をかけることができると感じています。そういった意味で、民間ファンドより一時的に負荷がかかることは、比較的少ないかもしれません。テレワークを活用できることもあり、自分で働き方をコントロールできる場面が多いことも、働きやすさに繋がっていると思います。

即戦力でなくても、多様な視点をもたらしてくれる人材の活躍をサポートしたい

Q.DE&I推進において、どのようなことが大切だと思いますか。

S・I JICキャピタルも、JICグループも、ジェンダーをはじめ、多様性を充実させようと積極的に取り組んでいますが、多様な人材が集まることで、様々な意見が自然と出てくることでより精緻な判断ができると思いますので、そういった意味でもDE&I推進には力を入れていきたいです。

K・I 私も多様性は、投資活動においても重要なキーワードであると思っています。即戦力という意味では、投資銀行やコンサルなどの出身で、M&Aの知識やスキルを持っている人を採用する方がよいかもしれませんが、我々の取り組んでいることは業界再編など難易度が高いことを考えても、組織を強くするためには、多様な視点が欠かせません。やはり幅広いバックグラウンドを持つ方に仲間になっていただき、多様な視点をもって投資活動に臨んでいくことが大事だと思います。一見、投資活動と直接的な結びつきが強くなさそうなスキルを持つ方でも、活躍していける仕組みを整えていくことで、投資活動の力になっていくと思います。

M・T 多様性を確保するために、どのような裾野の広げ方があるかという観点では、以前、弁護士ファームからの出向者で、投資チームのメンバーとして投資案件に携わっていた方がいらっしゃいましたが、大変活躍されていました。直接的に投資業務の経験がなくても、周辺分野での知見などが素地となり、PE業界でキャリアを積むことができるというのを実感しました。

S・I そうですね、即戦力ではなくても、メンバーそれぞれの異なる強みや背景を踏まえて、できるところから役割を広げることが大切かなと思います。組織としても、個々に合った成長プランやキャリア構築を検討していきたいですね。