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エコシステム構築支援

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第2回ミドルバック
意見交換会を開催

株式会社産業革新投資機構(JIC)は12月2日、国内の投資先ベンチャーキャピタル(VC)およびプライベートエクイティ(PE)ファンドのミドルバック業務担当者を対象に、第2回ミドルバック意見交換会を実施しました。

鈴木良枝執行役員ファンド管理室長の挨拶

JICは「投資人材の育成や知識共有を積極的に行い、我が国のリスクマネーの好循環を創出する投資機関となること」を掲げており、本意見交換会は昨年に続く取組です。当日は、JICグループを含む投資先ファンドから62名が参加し、まずJICファンド管理室より、金融商品会計実務指針の改正点や、金融商品会計と有限責任組合会計の相違点について説明を行いました。

続いて、昨年のアンケートで要望の多かった「公正価値評価」をテーマにパネルディスカッションを実施し、非上場株式における公正価値評価の導入背景、運用上の工夫、監査対応のポイントなどについて、投資先VCおよび監査法人の登壇者が実務経験を共有しました。

パネリスト

  • 岡田 真聖氏(ANRI株式会社)

  • 伊藤 実希氏(株式会社ジェネシア・ベンチャーズ)

  • 金井 祐子氏(グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社)

  • 川口 琢磨氏(EY新日本有限責任監査法人)

  • 秋山 潤一郎氏(PwC Japan有限責任監査法人)

VC各社からは、評価基準体系の構築プロセス、監査法人とのコミュニケーション方法、AI活用による業務効率化、ステージに応じた評価手法などが共有されました。また、監査法人からは、公正価値評価はGPの投資目線をLPに示すための重要なコミュニケーション手段であるとして、ガバナンス体制や文書化の重要性が示されるなど、公正価値評価の導入から運用、評価手法の実務まで幅広い知見が共有され、参加者間で活発な議論が行われました。

後半は、会場内で参加者が自由に各社の課題の共有や意見交換を行い、交流を深めました。参加者からは「ミドルバック領域の課題や成功事例について情報交換ができ、業務の参考になった。横のネットワークを拡げる貴重な機会であり、継続的な開催を望む」等の好評を得ました。