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ESG
ESG投資推進の一環として
グループ全役職員対象に研修を実施
株式会社産業革新投資機構(JIC)はESG投資や責任投資に関する理解を深め、投資活動に生かしていくことを目的として、「『ESGセミナー』~PRIの取組とESG、責任投資について~」と題し、11月15日にグループの全役職員を対象にオンライン研修を実施しました。
JICは国内のESG (環境:Environment、社会:Social、企業統治:Governance)投資の促進の取り組みの一環として、2023年10月に国連が支援する「責任投資原則(PRI: Principles for Responsible Investment)*」に署名しています(https://www.j-ic.co.jp/jp/news/.assets/20231003_JIC_PressRelease.pdf)。
本研修ではPRIの湯澤達朗ヘッド・オブ・ジャパン、米山美奈子シニア・レスポンシブル・インベストメント・マネージャーを講師に迎え、責任投資の意義やESG課題、責任投資を推進するためにPRIが提供しているツールなどについてご説明いただきました。また、それぞれのESG課題単体に注目するのではなく、相互関連性での理解の必要性にも触れ、責任投資においても経営理念や投資基準を判断の軸とすることの重要性にも言及されました
責任投資の在り方については、PRIに署名する多くの投資家がESGを投資判断に組み入れるだけでなく、サステナブル・アウトカム(投資による実社会への影響)を特定し、その実現に向けた行動をとる必要性を認識しているというアンケートの結果が紹介されました。
JICの横尾社長はサステナブル・アウトカムを意識した責任投資に賛同し、「政策目的や社会への貢献を目指して投資を行う官民ファンドとして、責任投資の在り方を念頭に置いて投資活動を進めていきたい」と語り、PRIの継続的な支援への感謝と期待を述べました。
*PRIは、6つの責任投資原則を実行に移すため、自らの国際的な署名機関ネットワークと連携しています。PRIの目的は、環境、社会、ガバナンス(ESG)課題が投資に与える影響を理解し、署名機関がこれらの課題を投資やオーナーシップの意思決定に統合する支援をすることです。