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Sozo Ventures III, L.P.へのLP投資について

2021
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ニュースリリース
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・日本企業と北米スタートアップとの事業提携等の機会提供
・北米のスタートアップとの連携によるオープンイノベーションの促進とSociety5.0に向けた新規事業の創出
・日本企業との事業提携等を戦略とする北米ファンドマネージャーの育成

株式会社産業革新投資機構(本社:東京都港区、代表取締役社長:横尾敬介、以下「JIC」)は、北米スタートアップと日本の事業会社等とのオープンイノベーションを促進するSozo Ventures III, L.P.(以下「Sozo Ventures III))に対しLP投資を行うことを決定しましたのでお知らせします。


JICは、オープンイノベーションによる企業の成長と競争力強化に対する資金供給を通じて民間投資を促進するとともに、投資人材の育成等を行い、我が国の次世代産業を支えるリスクマネーの好循環の創出をミッションとしています。
JICは、ミッション達成のため、傘下のファンドや民間ファンドへのLP投資を通じて政策的に意義のある事業分野への投資を行います。

Sozo Ventures IIIに対するLP投資について

JICは、投資戦略に基づき民間ファンドへのLP投資を行っており、今回、JICは、Sozo Ventures IIIに対し、50百万USDの出資を約束するLP投資契約を締結しました。

(1)背景
JICの投資基準*では、産業構造や国際的な競争条件の急激な変化に対応するためには、外部からの経営資源の取り込みやその有効な活用を通じた産業活動の革新が重要であるとしています。国際的な視野で成長を目指す企業の戦略投資を支えるとともに、リスクマネーの好循環を創出することを重要な政策課題と位置付け、特に我が国の競争力強化に寄与する「Society5.0に向けた新規事業の創造」に向けて重点的に投資を行うこととしています。
*https://www.j-ic.co.jp/jp/investment/criteria/

米国シリコンバレーは、世界でもトップレベルのベンチャーエコシステムが確立しており、多くのユニコーン企業を輩出し、それらの多くは、アーリーステージからトップティアVCの支援を受け成長を遂げています。
日本の事業会社等にとっても、オープンイノベーションを推進し、Society5.0の実現に向けた新規事業の創出を目指すためには、このようなVCが投資対象とする北米スタートアップとの事業提携等が有効な手段となります。

(2) SozoVentures III, L.P.(SozoVentures III)について
Sozo Ventures III は、Sozo Ventues LLC(以下「Sozo」)を運営会社として設立された米国のファンドです。Sozoは、米国内外のスタートアップ、ベンチャーエコシステム、アカデミアに深いつながりを持ち、国際展開支援の観点から、北米でも高い評価を得ているVCとして認知されています。そのミッションは、世界規模で、意義あるインパクトを創出することであり、初号ファンドの設立以前から、米国発ソーシャルネットワークサービスの日本展開を支援し、日本の事業会社との事業提携等を通じた業績拡大に貢献した実績を有しています。2012年の初号ファンド以降も一貫して、北米のVCの投資先であるスタートアップに対する投資と、日本の事業会社に対する事業提携の機会の提供等を主軸とした戦略を継続し、良好な投資実績を挙げてきています。

Sozo VenturesIIIへの投資は、JICとして初めての海外に特化したファンドへのLP投資であり、日本の事業会社と北米のスタートアップとの事業提携等を通じたオープンイノベーションの促進、これを通じた世界規模の新規事業の創造の推進を期待しています。さらに、Sozoの戦略を支援することで、Sozoの成長、プレゼンス向上に加え、日本企業との連携機会の提供や日本市場への進出支援等を戦略とする、北米ファンドマネージャーの育成・増加につながることも期待しています。

また、Sozoを中心として、国内外の大学等とも連携したベンチャーエコシステムに関する調査・研究や教育コンテンツの作成等を進めていくことで、日本のオープンイノベーションの促進につながることを期待しています。

<Sozo Ventures III>
名称  :Sozo Ventures III, L.P. 
設立  :2021年4 月
存続期間:10年間 
GP    :Sozo Ventures GPIII,L.L.C

<運用会社概要>
名称 :Sozo Ventures LLC 
設立 :2012年
所在地 :米国カリフォルニア州
ファウンダー:中村幸一郎、Phil Wickham

(参考)JIC のファンド投資戦略 

(参考)JIC のLP投資のねらい

(1)企業の成長と競争力強化に向けたリスクマネー供給の「呼び水」
産業競争力強化の観点から重要であるものの、民間投資資金が不足している分野(投資戦略、セクター、ステージ、地域等)への資金供給を行い、短期及び中長期的な民間投資資金の「呼び水」となることを企図します。

 

(2)リスクマネーの好循環を支える多様な投資チーム・投資人材・投資戦略の創出
①投資チーム
JICからの投資を通じて、ファンドの運用チーム(運用会社)の経験値とトラックレコードを積み上げ、投資家への対応力を上げることで、次号ファンド以降機関投資家(年金・海外投資家等)からのリスクマネー仲介の担い手としての成長を促進します。

 

②投資人材
JVCA(一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会)等の業界団体、機関投資家、投資先運用者の協力を得ながら、運用者におけるベストプラクティスの研究・導入、投資人材の育成を支援します。

 

③投資戦略
日本に定着している戦略以外の戦略でも、ファンド設立等に対しJICがLP投資することで市場に多様性と厚みを付加します。

株式会社産業革新投資機構(JIC)について

JIC は2018 年 9 月、産業競争力強化法に基づき発足した投資会社です。JICは、国内投資・イノベーションの好循環の創出、スタートアップの創出・育成、大学発スタートアップ・中堅企業等による地方に眠る経営資源の活用、市場・ビジネス環境の変化に対応する事業再編の促進、を重点投資分野としています。これらの分野に対し、傘下のファンドや民間ファンドへの LP 投資を通じてリスクマネーを供給することで、我が国におけるオープンイノベーションを推進し、我が国産業の競争力強化や投資エコシステムの拡大に貢献することを目指しています。

<報道関係者からのお問い合わせ先>

株式会社 産業革新投資機構  経営企画室 広報 

東京都港区虎ノ門1-3-1 東京虎ノ門グローバルスクエア

Eメール:press@j-ic.co.jp

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