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産業革新投資機構(JIC)のLP投資に関する取り組みについて

2020
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12
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08
ニュースリリース
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・傘下のファンド組成に加え、民間ファンドへのLP投資を通じた投資活動を推進
・民間投資資金が不足する分野へのリスクマネー供給と民間投資資金の呼び水としての貢献
・リスクマネーの好循環を支える多様な投資戦略・チーム・人材の創出に寄与

株式会社産業革新投資機構(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:横尾敬介、以下「JIC」)は、傘下のファンド組成に加え、民間ファンドへのLP投資として、Beyond Next Ventures 株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:伊藤 毅、以下「BNV」)が運営するBeyond Next Ventures 2号投資事業有限責任組合(以下「BNV2号ファンド」)に対しLP投資を行うことを決定しましたのでお知らせします。

JICは、オープンイノベーションによる企業の成長と競争力強化に対する資金供給を通じて民間投資を促進するとともに、投資人材の育成等を行い、我が国の次世代産業を支えるリスクマネーの好循環創出を目的に設立されました。

JICは、ミッション達成のため、既に、傘下にJIC Venture Growth Investments及びJIC Private Equityという2つのファンドを組成しており、さらに民間ファンドへのLP投資も行うことで、それらのファンドを通して政策的に意義のある事業分野への投資を行います。

JICは、下記に記述する「LP投資の考え方」に基づき、今後も民間ファンドへのLP投資を検討していきます。

1.JIC のLP投資の考え方

JICによる民間ファンドへのLP投資の目的は以下の通りです。

(1)企業の成長と競争力強化に向けたリスクマネー供給の「呼び水」

産業競争力強化の観点から重要であるものの、民間投資資金が不足している分野(投資戦略、セクター、ステージ、地域等)への資金供給を行い、短期及び中長期的な民間投資資金の「呼び水」となることを企図します。

 

(2)リスクマネーの好循環を支える多様な投資戦略・チーム・人材の創出

①投資チーム

JICからの投資を通じて、ファンドの投資チーム(運用会社)の経験値とトラックレコードを積み上げ、投資家への対応力を上げることで、次号ファンド以降機関投資家(年金・海外投資家等)からのリスクマネー仲介の担い手としての成長を促進します。

 

②投資人材

JVCA*等の業界団体、機関投資家、投資先運用者の協力を得ながら、運用者におけるベストプラクティスの研究・導入、投資人材の育成を支援します。

*JVCA:一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会

 

③投資戦略

日本に定着していない戦略のファンドに対しても、その設立時にLP投資を行うことで市場に多様性と厚みを付加します。

2.BNV2号ファンドへのLP投資について

今回、JICは、BNV2号ファンドに対して40億円のLP出資約束を行いました。

BNVは、医療・ヘルスケア分野をはじめ大学・研究機関・企業の有する優れた技術シーズの事業化に注力しており、これまでも産学連携による技術系スタートアップへのインキュベーション投資を行ってきています。

また、BNVは、これまで地方の大学とも連携を強化し、地方に眠る技術シーズの掘り起こしに取り組んできました。BNV2号ファンドにおいても、引き続き地方の大学発スタートアップへの投資を実行していく方針です。

JICによるBNV2号ファンドへのLP投資は、地方における技術系スタートアップに対するリスクマネーの供給を補完するとともに、民間資金の呼び水として産学連携を通じたエコシステム醸成に貢献することを目的としています。また、BNVによるファンド運用に対してLP投資家としての立場から助言を行うことで、将来、BNVが機関投資家等からの資金受託を拡大できるよう支援をしていきます。

JICは、投資を通じて、オープンイノベーションによる企業の成長、産業の創造と競争力の強化を図るとともに、次世代産業を支えるリスクマネーの好循環の創出を目的に設立されました。昨年12月の新体制発足後、傘下の認可ファンドのGP会社として、本年7月にはベンチャー・グロース領域を対象としたJIC ベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社、9月には大型のグロース・バイアウト投資等を対象とするJIC キャピタル株式会社をそれぞれ設立しました。今後、さらに、民間ファンドへのLP投資を進めていく等、JICのミッション達成に向けた投資活動を推進していきます。

(参考)JIC のファンド投資戦略  

株式会社産業革新投資機構(JIC)について

JICは、2018年9月、産業競争力強化法改正法の施行に伴い、従来の株式会社産業革新機構から株式会社産業革新投資機構に商号を変更し発足した投資会社です。IoT、ビッグデータ、AIなど、新たな情報技術の社会実装が世界で加速する中、投資に適したガバナンス構造と迅速で柔軟な投資判断により、長期・大規模な成長投資を中心としたリスクマネー供給への要求に応える新たな組織として誕生しました。

[別紙]

 Beyond Next Ventures 株式会社について

・本社      :東京都中央区日本橋本町3丁目7−2 MFPR日本橋本町ビル 3階
・代表取締役社長 :伊藤 毅
・設立      :2014年8月12日
・事業内容    :スタートアップへの出資事業および付随するその他業務
・運営ファンド  :Beyond NextVentures1号投資事業有限責任組合

Beyond Next Ventures2号投資事業有限責任組合

・運用総額    :約200億円
・投資対象    :主に医療・ヘルスケア分野を中心とした、技術系スタートアップへのインキュベーション投資

 

Beyond Next Ventures 2号投資事業有限責任組合について

・設立      :2018年10月1日
・投資対象業種  :主として、バイオ、ライフサイエンス、ヘルスケア、AI、IT及びロボット等の業種の大学発ベンチャー、技術系ベンチャー及びカーブアウトベンチャー 
・投資対象ステージ:主として、シード、アーリーステージの企業

<本発表資料に関するお問い合わせ先>

株式会社 産業革新投資機構  経営企画室 広報

東京都港区虎ノ門1-3-1 東京虎ノ門グローバルスクエア

Eメール:press@j-ic.co.jp

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