一覧に戻る

Archetype Ventures3号投資事業有限責任組合への LP投資について

2023
.
02
.
24
ニュースリリース
印刷する
記事をシェアする

・ユニコーン創出に向けたシード期のスタートアップに対するリスクマネー供給

・Society5.0に向けたディープテック領域における新規事業の創造の推進

・機関投資家からの資金調達の拡大

 

 株式会社産業革新投資機構(本社:東京都港区、代表取締役社長:横尾敬介、以下「JIC」)は、シード期のスタートアップ支援を行うArchetype Ventures 合同会社(以下「ATV」)が運営する、Archetype Ventures 3号投資事業有限責任組合(以下「ATV3」)に対して、30億円のLP投資を行うことを決定しましたのでお知らせします。

 JICは、オープンイノベーションによる企業の成長と競争力強化に対する資金供給を通じて民間投資を促進するとともに、投資人材の育成等を行い、我が国の次世代産業を支えるリスクマネーの好循環の創出をミッションとしています。

 JIC は、ミッション達成のため、民間ファンドへの LP 投資や傘下のファンドによる企業等への投資を通じて政策的に意義のある事業分野への投資を行います。

 

 

ATV3に対するLP投資について

 

(1)   JICの投資基準

 JICの投資基準*では、「ユニコーンの創出」「Society 5.0 に向けた新規事業の創造の推進」等が重点投資分野として挙げられています。グローバルな経済圏において競争力を持って持続的に成長することを目標とするユニコーン創出への支援や、事業者にとって不確実性が高い非連続的な成長が必要であり、長期かつ大規模なリスクマネー供給を必要とする新規事業の創造に係る事業分野への支援を掲げております。

https://www.j-ic.co.jp/jp/investment/criteria/

 

(2)   投資分野の現状

近年、国内市場におけるプレシード/シード期のスタートアップに対するリスクマネーの 供給は限定的であり、日本発のユニコーンの創出を加速させるためには、新規事業の創出に 挑戦する起業家を積極的に支援し、将来的にユニコーンに成長する可能性がある有望なスタートアップの数を増やしていくことが重要とされています。また、Society5.0の実現に向けた非連続なイノベーションを創出するためには、ディープテックに取り組むスタートアップへの支援が極めて重要になります。非連続なイノベーションを創出するための研究開発や、研究開発におけるスタートアップ等の外部組織・機関との連携についても 不十分といった課題が指摘されており、長期かつ大規模なリスクマネーの供給が必要とされています。

 

 

(3)   ATV3について         

 ATVは、シード期のスタートアップのうち、主にB2B領域で、プロダクトはあるものの収益化に至っていない段階の企業に対して支援を行っています。開発と事業化の間の「死の谷」と呼ばれるフェーズにおいても、ATVは徹底したハンズオン支援を実践し、起業家との信頼関係を構築しながら事業開発を伴走することとしています。ATV3においても、シード期からの投資活動を行う方針です。

 ATVの初号ファンドおよび2号ファンドのポートフォリオ全体の10%超を、ディープテック領域のスタートアップが占めており、ATV3においてもポートフォリオの10%程度を同領域のスタートアップに投資する方針です。

 JICは、ATV3へのLP投資により、ATVにおけるシード期のスタートアップへの投資活動の強化に繋がり、日本のスタートアップ・エコシステムの下支えとなることを期待しています。また、ATVがディープテック領域への投資を推進し、ディープテックの社会実装を加速させることで、Society5.0に向けた新規事業や新産業の創造に貢献することを期待しています。

 加えて、JIC は、ATVに対して、機関投資家を意識した体制整備などの支援を行うことで、機関投資家からの資金調達の拡大を企図しています。

 

 

<ATV3>

名称  :Archetype Ventures 3号投資事業有限責任組合                        

設立  :2022年                                    

存続期間:10年間(最長2年間の延長が可能)                               

GP    :Archetype Ventures 3号有限事業責任組合

 

<運用会社概要>

名称  :Archetype Ventures合同会社                       

設立  :2022年(2013年に前身のアーキタイプベンチャーズ株式会社設立)

所在地 :東京都港区

代表者     :福井俊平、中嶋淳

 

(参考)JIC のファンド投資戦略  

(参考)JIC のLP投資のねらい

 

(1)企業の成長と競争力強化に向けたリスクマネー供給の「呼び水」

産業競争力強化の観点から重要であるものの、民間投資資金が不足している分野(投資戦略、セクター、ステージ、地域等)への資金供給を行い、短期及び中長期的な民間投資資金の「呼び水」となることを企図します。

 

(2)リスクマネーの好循環を支える多様な投資チーム・投資人材・投資戦略の創出

 

①投資チーム

JICからの投資を通じて、ファンドの運用チーム(運用会社)の経験値とトラックレコードを積み上げ、投資家への対応力を上げることで、次号ファンド以降機関投資家(年金・海外投資家等)からのリスクマネー仲介の担い手としての成長を促進します。

 

②投資人材

JVCA(一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会)等の業界団体、機関投資家、投資先運用者の協力を得ながら、運用者におけるベストプラクティスの研究・導入、投資人材の育成を支援します。

 

③投資戦略

日本に定着している戦略以外の戦略でも、ファンド設立等に対しJICがLP投資することで市場に多様性と厚みを付加します。

 

 

株式会社産業革新投資機構(JIC)について

JIC は2018 年 9 月、産業競争力強化法に基づき発足した投資会社です。JICは、Society5.0に向けた新規事業の創造の推進、ユニコーンベンチャーの創出、地方に眠る将来性ある技術の活用、産業や組織の枠を超えた事業再編の促進、を重点投資分野としています。これらの分野に対し、傘下のファンドや民間ファンドへの LP 投資を通じてリスクマネーを供給することで、我が国におけるオープンイノベーションを推進し、我が国産業の競争力強化や投資エコシステムの拡大に貢献することを目指しています。

<報道関係者からのお問い合わせ先>

株式会社 産業革新投資機構  経営企画室 広報 

東京都港区虎ノ門1-3-1 東京虎ノ門グローバルスクエア

Eメール:press@j-ic.co.jp

一覧に戻る